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2018年06月07日

工房移転のお知らせ

4月末に工房を高岡町へ移転しました。
農家の牛小屋だった建物の一角をお借りしています。

作業場の現状:

 

まだ、機材を運び込んだだけです。




隣の区画は木材置き場:
屋根瓦がずれている箇所があり、ブルーシートで雨漏れ対策。




建物自体は太い梁が通り本瓦葺きの頑丈で立派なものです。



ところが入口に扉がなく、風が吹くと作業台は砂埃でジャリジャリになってしまい刃物を痛めそう。
窓がなく暗い、昔の住人の落し物(乾燥牛糞?)が柱の上の方まで一面にこびりついている、など木工作業には向かないと判明してきた。

しばらく製作を休んで、のんびり再移転先を探すことにします。
  

Posted by tanuki at 08:33Comments(0)工房

2018年05月25日

三和睦子 チェンバロ リサイタル

パリを拠点に活躍中の三和睦子さんが宮崎での初リサイタル。

会場は木造の小ぢんまりした音楽ホール。 
80席の親密な空間で聴く、クープランなどフランス古典最盛期のクラヴサン音楽です。


とき:6月2日(土) 午後3時開演
ところ: サル・マンジャー (宮崎市舩塚2-17)
入場料: ¥3,000




翌日のレクチャー、公開レッスンもヨーロッパ最先端に触れる機会です。





  

2018年02月15日

東海スピネット修復~第2弾

東海スピネットの修復は2台目です。

長く弾いてなかったということで、鍵盤が三分の一くらい戻らなくなっている。


摺動部のへばり付き程度ではなさそうなので、前面パネルを外してみてビックリ。

キーのバランスピン(支点)が左右に傾いて打ってある。



前部のガイドピンは長円形なのに廻っている(芯の向きが合っていない)。



これは製造当初からだったと思われるので、新品当時から戻りづらかったのでは?
ピンの打ち込み方向を修正したら円滑な動きになりました。




硬くて大きなプレクトラ(爪)はナイロン製?
弾くと ”バチン・ベチン” 、指の筋トレしているような感触!


すっかり経年硬化しているので、大きく削り込んでヴォイシングします。
あと数日の工程。
  

Posted by tanuki at 20:13Comments(0)スピネットrepair

2017年11月15日

宮崎古楽の会2017

今年で4年目の古楽の会コンサートが終了。
   時: 11月11日(土) 3:00PM
   所: サル・マンジャー (宮崎市船塚2-17)
 



秋晴れにも恵まれ、60人のお客様はこぢんまりとしたホールにちょうど良い雰囲気でした。

全7曲のプログラムから:

モンテヴェルディ Sì dolce è il tormento (苦しみが甘美なものなら)



最後にGreensleeves to a ground  を全員リレー形式で。


地産地消の古楽はまだまだ続きます!
  

2017年10月24日

東海スピネットの修復記

40年ほど前の東海楽器製スピネットの修復を頼まれました。
1970-80年代には大量に出回ってた楽器です。いま第一線で活躍中のチェンバリストの中にも初めて弾いたのはこの楽器だったという方がいらっしゃるそうです。
私も80年代に合奏用に使っていたことがあります。ただ、モダンチェンバロ構造に加えて、ジャックの爪がバカバカしく硬くて大きく、弾くとベチン・バチンと耐えられない汚い音でした。爪をかなり削って我慢できる音質に改造した記憶があります。

長く放置されていたとのことで全体に汚れや錆がべったりと付着していました。スチール製の弦は表面がザラザラに錆びておりましたので全弦を交換することにしました。

外せる部品は全部外して掃除から始めたところ、調律ピンが満身の力を込めないと回らないほど錆び付いている。
電動ドリルで強引に外しました。


サビサビの調律ピン。
この後、IPAで拭き上げてからシリコーンオイルを塗布。


内部に積もった埃は調理の油煙?煙草のヤニ?でしょうか、ベッタリとへばり付いていました。
ジャックの摺動部にも。こちらもIPAで清掃。


この後、ヴォイシングでジャックのプレクトラを半分くらいまで削り、だいぶ伸びのある響きにできました。

完成しました。新しい弦がピカピカに光っています。


持ち主さんのお宅に搬入して喜んでいただけたのが何より有難かったですね。
  

Posted by tanuki at 20:30Comments(0)スピネットrepair

2017年10月16日

サイモン・スタンデイジ氏 公開レッスン

Simon Standage は '70~'80 年代にトレヴァー・ピノックと共に古楽をリードしていた存在です。
当時としては眼を見張る(耳を奪われる?)清新なスタイルで、ARCHIV から出ていたCDを何枚も持っています。合奏協奏曲ではヴィヴァルディ、コレッリ、バッハ、ソロ曲ではコレッリのソナタ集・・・

なんと宮崎に初上陸、コンサートとレッスンを受ける機会に恵まれました。

ルクレールのヴァイオリンソナタ、テレマンのトリオソナタ、2曲に通低チェロで参加。 明るい親切なお人柄に接して、数十年前にCDを通して感じた爽やかさの一端を観たように感じました。

スタンデイジ 御夫妻と受講生



レッスンの一幕: ルクレール ヴァイオリン ソナタ ト短調


未だ興奮さめやらずであります。  <10月15日,サルマンジャーにて>
  

Posted by tanuki at 13:46Comments(0)

2017年10月14日

なんと 芸術の秋を支える匠 になった!

地元TV局のレポートで取り上げて頂きました。
UMK テレビ宮崎、夕方の地方ニュースのひとこま。
今週のテーマは ”芸術の秋を支える匠”でした。

取材風景



内容がUMKスーパーニュースのサイトにアーカイブされています。
 https://www.umk.co.jp/supernews/supernews-91727/
  

2017年09月28日

バロックの午後

宮崎古楽の会 コンサートのお知らせ。


とき: 11月11日(土) 午後3時 開演
ところ: サルマンジャー (宮崎市船塚2-17)
料金: ¥500 (自由席、全80席)

400~250年前の「古楽」を演奏して楽しみ、聴いて楽しむことを目指して今年で4年目になります。
古楽にぴったりな会場サルマンジャーで親密な地産地消の音楽をお楽しみいただければ幸いです。

お問い合せ:
 本ブログのメッセ-ジ または 090-5489-9280(桑田)


  

2017年08月29日

フレーム,やっと出来た

ヴァージナル7号の底板にフレームを組み終わりました。

ピン板 (wrest plank) 接着中。



ピン板のビーチ材以外は19世紀の栂(たぶん)で組みました。




外板には熊本産の桧を貼ります。

本日は10:30作業止め。 
工房内は31℃/52%。 西風によるフェーンの影響か湿度は低いが急速に暑くなって来た!

  

2017年08月23日

枠組み

高温・高湿の日が続いて、なかなか作業がはかどらない。 やる気が出ないのだ・・・

やっとキーボード両端の枠になるステイを取り付けた。





今日は午前中で32℃あったが湿度がなんと50%。
処暑と言うことだ。しかし宮崎の夏はまだ終わらない。
  

2017年08月16日

ヴァージナル底板できた

ヴァージナル7号の底板です。



120年超の木材に敬意を表して釘穴や節は埋めずに残しました。
樹種は相変わらず不明ながら木目は杉みたいに見えます。鉋かけても杉の香りがしないのでやはり違うのでしょうが。
厚さを少々薄目にしました。タッピング音は硬質な響きです。楽器になればこれはこれでひとつの響きかな、と考えて極端に薄くするのは止めました。

枠組みの材料を製材。
明日からはしばらく楽しい組み立て作業です。とは言っても猛暑なので仕事は午前中のみ。


  

2017年07月09日

ヴァージナル7号、床板から着工

国富の大先輩旧宅の床板、120年ものはヴァージナル7号の底板に使うことにして荒取りしました。




まずは自動鉋盤で17mmに削ってみました。
持ちあげるとかなり重い。叩いてみると、これまで使ったレッドシーダー(米杉)、スプルースとは違った硬質な響きがする。

比重を計ると0.6くらい。 木材図鑑ではレッドシーダーで0.4、スプルースで0.45付近にある。
国内材の栂で0.45~0.60。やはりこの材は栂なんだろうか?

ままよ、厚さで調節することにします。これまでは12mmにしていたので、10mmねらいか?
やってみなけりゃ分からないっと。
  

Posted by tanuki at 13:53Comments(0)

2017年06月05日

貴重な木材をいただいた

国富の大先輩から貴重な木材をいただいた。
「ひい爺さんが建てた家の床板だった」とのことなので、120~130年経っている。
概寸1,900x300x20mm,ヴァージナルの原寸テンプレートを並べてみた。




硬い針葉樹で樹種は栂かなあ?と思うが正確には分からない。



底板としてイタリアン・チェンバロ(計画中)使おうか、ヴァージナルに使おうか、迷いますね。
何しろありがたいことです。
  

Posted by tanuki at 20:53Comments(0)

2017年05月27日

朋あり遠方より来る

7月に使う予定の1号ヴァージナルの細部調整しています。
今日は、突然の来訪者でした。
福岡にお住まいのご兄弟で以前のTV放送と新聞記事を頼りに訪ね当てられたとのことで、ビックリ。
お話しからTV放送は2013/1月頃のNHK、新聞は昨秋の宮日と推定です。






武野さんははギター奏者で、古楽器の響きにもたいへん共感されています。ヴァージナルの音が思いの外大きいと言う感想で、製作者は嬉しい!
子供のころ宮崎に住んでいらっしゃって、同年生まれの団塊世代。初対面で大いに盛り上がりました。
これも楽器道楽の取り持つ縁、ありがとうございました。
  

2017年01月25日

スピネット用のチューニング・キー

 昨秋完成したスピネットを調律する時困ったことがあります。 最低音域AA~Cの調律ピンは蓋との間隔が狭くてチューニング・キーが入らない。しかたなく、調律時は蓋を後の壁に寄りかからせるなどして凌いできました。

短いチューニング・キーがあればと、ネットで探してもちょうど良いものは見あたらない。それなら作るしかないということで、平山照秋氏の本を参考にしながら、真鍮棒7mmと真鍮パイプ8mmを加工することにしました。
試行錯誤の始まり!

チューニングピンを銜える溝は巾3.5mmねらい。いざやってみたら、案ずるよりなんとやらで意外と簡単でした。
金鋸でスリットを2本入れて、中に残った薄片をもぎり取る。


あとは外筒をかぶせるだけ。



狭い場所での作業性を考えて、柄の取り付け箇所を芯からずらしてあります。目釘は1.8mm真鍮釘。



左側は初号機以来ずっと使っているVogel製で首下90mm。新作スペシャルは50mm。

好きな形にできるし大幅なコストダウンにもなるので、今後はこれで行こうかな?
楽器の製作をしばらく休むことにしたとは言え、こんどはこんな小物が気になり始めてキリのないことです。



  

Posted by tanuki at 16:28Comments(0)道具チェンバロ

2016年12月30日

2016年弾き納め

昨日は宮崎市大瀬町の増田病院にスタッフ慰労会で呼んで頂きました。
昼食後のひとときを3組に分かれてのコーヒーとケーキの会で、とてもおしゃれで親密な雰囲気です。




15分ほどのプログラムを3回演奏しました。みなさんリラックスしてして聴いて頂けたようです。
中にはヴァージナルの響きに涙してくださった方までいらっしゃって、ほんとに嬉しく有難かった。






これで今年は弾き納めです。

  

2016年12月15日

おおぜいの訪問にびっくり

アクセスカウンタを見ると、昨日の訪問者がなんと139。
当ブログ始まって以来の三桁。 今日も21時現在で54名様。

世の人気ブログから見たら何桁も違いますが、昨日のMRTテレビ放送のお蔭なのでしょうか。
TVの影響力にあらためてびっくりです。


  

Posted by tanuki at 21:25Comments(0)

2016年12月03日

マスコミ襲来

先週の新聞記事を見たということで、今週はラジオと TV が相次いで襲来しました。

12/1木曜は朝からMRTラジオのスクーピー。生放送。
  


リポーターの爽やかさに乗せられて気楽に喋って、弾いて、終わりました。
放送の後、スピネットとヴァージナルで「ネコふんじゃった」をデュエットしているリポーターちゃん。



ずいぶん楽しそうに遊んでくれて、製作者としては嬉しかったですね。



その前の火曜はテレビの取材。午後一杯。




すごい勢いで撮影していました。
放映枠は6~7分とのこと、どんな編集になるのだろう?



放送はMRTテレビ、宮崎県内限定!
12月14日(水) 午後7:56からの「わけもん!」(宮崎弁で”若い者”)



  

2016年11月22日

宮日新聞

宮崎県の地元紙 宮崎日日新聞 が取り上げて下さいました。


  (クリックで拡大します)



取材ではずいぶん錯綜した内容を喋ったような気がしますが、記者さんは上手くまとめるのもだと感心です。
  

2016年11月17日

ヴァージナル外板の補修

ヴァージナルが貸出先の事故で大きく破損しました。
背後に見える額縁が倒れて当たり、後側の外板がふたつに割れて脱落。小さな破片が一面に散乱しています。
2016年8月29日の出来事。

大がかりな修復工事は初めてで、「さて、どう進めるかなあ?」と手順を考えているうちに2ヶ月経ってしまいました。





まず下側の破断面を接着し、伸縮性のある ”Super tape" と平ゴムひもで固定。
普通のクランプが使えないので、方法を考えたり試行したりしている時間が長い。やり方を決めれば実作業はあっという間でした。




下側と上側の破断面は細長い破片が裂けて脱落していたので、大きい破片は小組み。




上側を継ぎました。





微少な破片は一つずつ戻すこともできず、V溝を掘って別の木片を埋めました。
左右の出来映えがずいぶん差がある・・・(涙)



修復が終わって調律したらやたらに音が狂う。
弦のヒッチピンループが弛んでずれてきているためだった。外板のキズをよく見ると、外板が折れて倒れ込んだ時にナットに当たり、弦が引っ張られてヒッチピン側が弛んだらしい。 (例:写真では左端の弦)



弦を10数本交換しました。
  

Posted by tanuki at 08:39Comments(0)ヴァージナルrepair