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Posted by みやchan運営事務局 at

2023年09月27日

”のんびりバロック音楽” へ どうぞ

だらだらと暑くて、なかなか秋が立ちません。
でもカレンダーは進んで、定例のコンサートが近づきました。

今年はのんびりした気楽に聴ける曲を選びました。

  とき: 10月28日(土)15:00開演
  ところ: サル・マンジャー
  お代:  ¥500


  

2023年08月07日

熱いコンサートが終了

        邊保陽一リコーダーリサイタル2023
     ~17世紀イギリス音楽、ルネサンスリコーダーの復古と革新~

ちょうど台風6号が接近しておりましたが、お客さまが濡れることもなく無事終了しました。

リハーサル風景です。
リコーダーはルネサンス様式の5本を使い分け。



ヴィオラ・ダ・ガンバはこの曲ではソプラノを使用。


こちらでは、7弦バスを弾いています。





「通奏低音」が定式化する以前の自由な展開は軽快だったり、重々しかったり、陽気だったり、・・・多彩な音楽を楽しみました。




  

2023年07月09日

公開レッスンです

 暑い夏の熱いコンサートに続いて豪華な公開レッスン企画です。





日時: 2023年8月6日(日)10:00~
    受講者には、受講者確定後に時間割をお知らせします。

会場: サル・マンジャー 宮崎県宮崎市船塚2-17

講師: 邊保 陽一  リコーダー
    トーマス・バエテ ヴィオラ・ダ・ガンバ,通奏低音
    加久間 朋子 チェンバロ,通奏低音

レッスン料: ソロ  ¥10,000
      アンサンブル(2人以上)¥15,000
      聴講のみ ¥3,000

(レッスン枠はそれぞれ準備などを含め1時間程度。受講者は他のレッスン聴講料、通訳料込。資料代は別途実費を頂きます。)

講師のプロフィルなどはこちらを参照。

リコーダーや旋律楽器、ガンバなどのレッスンは、バエテ氏と加久間女史の豪華な通奏低音付きです。
宮崎でこんな豪華なレッスンを受けられる貴重な機会です。受講枠には限りがありますので、お早めにご予約下さい。

お問い合わせ・ご予約:
  宮崎古楽の会(桑田)
  090-5489-9280   pavane@izm.bbiq.jp  

2023年05月29日

ヴァージナルのハチ公 : 完成 !

梅雨入り前に出来上がりました。



脚、譜面台も揃いました。



さっそく試奏にお出でいただいたので、音色を少々お聞きください。
 (写真クリックでYoutubeに飛びます)


  

2023年05月11日

ヴァージナルのハチ公  響板を組込む

快晴の5月10日。
一大イベント(大袈裟・・・)の響板接着をやりました。

響板にはロゼッタを貼り付けて。。





助手くんと二人で組付け作業。



この助手くん、手際よくて接着剤塗布~クランプ完了まで10分でした。

治具類の準備と段取りには半日かかりましたけど、これはいつものことです。
「段取り8分」とは良く言ったものです。

梅雨入り前の完成が見えてきました。
  

2023年05月05日

ヴァージナルのハチ公 晴天を待つ

ロゼッタを貼り付ければ響板は完了。



ケースに接着したいのだが、昨日から雨がちで、明日は大雨の予報だ。
晴れて湿度が下がるのは来週後半になりそう。

いつも手伝ってもらう助手くんの都合からみても、やっぱり来週後半。

待ちの数日。
  

2023年04月29日

ヴァージナルのハチ公 外箱ができた

ケースの外板を一日に一面ずつ貼り込んできて、今日で5面ぜんぶ完成。



外板に板目を使ってみたくて、5年前に仕入れておいた熊本産の檜。
木目が派手で良いな。


こちらは背面。



次の目標は連休明けの響板組み込み、一日に4~5時間の作業するとして結構きつそうです。
  

2023年04月26日

ヴァージナルのハチ公 ~番外編~

気分転換のつもりで脚を作ったら、これが3日もかかってしまった。

ただの四角形では面白くないのでイタリアン風のデザインをパクった型紙。




曲線はSPF材を2枚重ねてジグソーで同時に切断。



当然に荒い鋸目が残る。

この後、鑿・紙やすり・ハンドボールに回転砥石を付けたもの・・など動員して鋸目を仕上げた。
うんざりする作業量 ‼






荏油でオイリング。
フレームを載せてみた。




それなりの雰囲気?
一年も経てば、少し深みのある色合いになりますでしょうか。


  

2023年04月23日

ヴァージナルのハチ公 その後

隠居は暇なはずが、素敵なコンサート、来客、貸し出している楽器のメンテナンス、などなど続いて、久しぶりの投稿。
部品をぼちぼちと作ってきて、楽器の形に組み立てる段階に来ました。


鍵盤は3月半ばに完成。




響板に付けるブリッジは設計を変更、ジャックガイドは精度UPを目指したのでとっても手間を食いました。。



響板組み立ては天気の良い日を待って 4月10日。


今日からいよいよケースの組立。
五角形の箱ですから、留(mitre)の角度も5種類。出来は治具の精度で決まります。




今日は正面板の接着まで。




<

  

2023年01月01日

2022年12月23日

チェンバロのメンテナンス動画

当工房で作ったチェンバロを弾いてくださっている方に向けて、爪の交換手順の動画をYouTubeに上げました。

弦をはじく爪は数年くらいの頻度で交換します。演奏者の方に作業方法を説明するのに取説とか口頭説明ではなかなか伝わりずらいです。実作業を見て頂いても手許が良く見えません。
動画にすれば少しは分かり易くなるでしょうか?

動画をつくるのは初めてです。ヴィデオと静止画をスマホで撮影し、エディターで編集するのは試行錯誤続きででウンザリしました。
音楽に限らず、最近はYouTubeから情報を得ることが増えています。ユーチューバーの皆さんも結構大変なんだなと実感しました。


https://youtu.be/zZyrr8Q_NcQ


撮影はおもに一番手前のヴァージナルを使いました。


  

2022年11月07日

午後のバロック 2022 

 快晴の秋空に恵まれて、3年ぶりに ”午後のバロック” 終わりました。

弦楽隊は、
 ヘンデル  水上の音楽
 シュメルツァー  フェンシング学校





リコーダー隊は 
  テレマン  トリオ・ソナタ  ハ長調



標題が付いた曲が並んでいて面白かった❣
 悪妻代表  Xantippe
 貞節を守って自害  Lucretia
 元気な田舎娘(?) Corinna   など



チェンバロソロ
   D. スカルラッティ ソナタを2曲。





全員集合は のんびりと
   ペッツ  ”牧歌的な協奏曲”




チェロとチェンバロは出ずっぱりの通奏低音です。
通奏低音はバロック音楽の骨格を作る役割なんですが、その面白さがバロックチェロ10年目になってやっと分かった私でした。

11月5日 宮崎市 サル・マンジャーにて
  

2022年10月30日

11月5日は ”バロックの午後”

今週の土曜は古楽でのんびり、3年ぶりのコンサートです。

今回はちょっとストーリー性のある曲が集まりました。

シュメルツァーのフェンシング学校では軽快に剣術のレッスンを受けた後、温泉でのんびり・・・

テレマンのトリオは前奏曲の後に女性の名前が続きます。
Xantippe はソクラテスの妻、悪妻の代表。
Lucretina は自害して貞節を守ったローマ時代の人。
他に陽気なお姉さんたちも登場。

ペッツの牧歌風協奏曲ではリコーダーと弦楽器がのんびり呼び合う。

11月5日午後3時
宮崎市サル・マンジャー
お代¥500




  

2022年10月23日

ヴァージナルの音が出始めた

弦を張り終えました。
昨日からジャックを組込み中。




ジャックの入った音から荒調律をしています。
50本の弦の張力は合計で130kgfくらいになります。全体の力学的バランスがが取れて落ち着くまでに3か月?




まだ爪のヴォイシングをしていないのでバラバラな音色ですが、ところどころ良さげな響きがするのが嬉しい。

  

2022年10月15日

ヴァージナルの組立て ぼちぼちと

遅々として、進行中。

ジャック穴の仕上がり具合。




ロゼッタを貼り付けてサウンドボードは完成。




日を選んでケースに組付け。



この日の気温22℃、湿度51% でした。


外しておいたジャックレールの受けを取り付け。
これで接着作業は完了。



年内に音を出せるようにしたいものです。

  

2022年09月19日

湿度下がったので響板を組立て

9月中旬になって、やっと湿度が50%前後に落ち着いてきました。梅雨入りから3か月も待っていた響板の組立てに着手です。

左右のブリッジを付けて




裏側には補強のリブを付けて




ジャックスライド(ジャックガイド)を接着し




今日は、ジャックを通す穴を加工中です。



50ヶ所の下穴を削り広げていく手間仕事。 表面に見える場所でもあり慎重に・慎重に・・・
  

2022年09月08日

コンサート ” 午後のバロック ”

3年ぶりに秋のコンサートです。

プログラムには、意図したわけではないのですが、ひねりの効いた曲が集まりました。
楽しく演奏できるようにと練習しているところです (実はそれがムツカシイ❢)

とき:11月5日(土) 午後3時開演
ところ:サル・マンジャー
    (県立芸術劇場の近く)
お代:¥500 限定50席



以前は常連の方にメールでご案内しておりましたが、PCクラッシュでアドレスが消滅してしまいました。
当ブログのメッセージからでもご予約・お問合せ頂けます。
お手数ですが、よろしくお願い致します。
  

2022年06月12日

ブリッジ ; 部品が揃った

音色を決めるキモ部品。

基本的には弦長がオクターブ毎に2倍(1/2)となるような形状なんですが、ヴァージナルでは低音側の半分は短縮せざるを得ません。
材質は今回はビーチ(ブナ材)。

細い角材に製材して、弦の乗る角の面取り。




専用の蒸篭で30分くらい蒸して





型に固定しました。




これで響板に取り付ける部品は揃いました。
・・・折悪しく南九州も梅雨入り、組立ては晴天待ちになりまする。。。
  

2022年05月31日

ジャック・スライド

 JACK SLIDE または JACK GUIDE はいちばん手間を食います。
ヴァージナルの場合、弦が鍵盤に対して平行に張ってあるので、さらに面倒です。

今回の材質は朴です。
まず、溝切り。




長さ30mmほどに切って角度を出して接着。




接着完了。




側面を切り揃えて、細かいところは鉋仕上げした後スプルースで挟みました。



次はブリッジ。
  

2022年05月22日

ローズ (ロゼッタ)

響板の「サウンドホール」はググって見たんですが、日本語訳が無いようです。

そのサウンドホール周りの装飾、「ローズ」が出来ました。
4号ヴァージナル以来、刻みをお願いしているのは KYON製作所。凝り性の性格からか、いつも安心の出来栄えで有難い。




5枚重ねると、こんな風になります。取り付け前にキチンと接着します。



梅雨の晴れ間を狙って組立てにかかれるよう、あと、ブリッジが左右の2本、ジャックスライドを急がなきゃ!