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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年12月13日

古楽徘徊

古楽漬けの旅をしました。

まず、第7回古楽を楽しむ会。 (12月7日 静岡ホーリネス教会)
静岡古楽コンソートNorca Sorcaの主催で、浜松・三島・千葉などから30人ほどの参加者です。

大学オケの同期女子に誘われてコレッリのトリオソナタOp.4-12。




ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、リコーダーは言うに及ばず、ドゥルツィアン、ツィンク、テオルボ・・・
マニアックな楽器が林立する一方でモダン楽器も参加して、とても自由に「古楽」を楽しんでいるのが印象的でした。

全員合奏はモンテヴェルディ”聖母のための夕べの祈り”



右手はガンバ系、左手はヴァイオリン系、管楽器いろいろ、通低にはオルガン・チェンバロ(ピッチの関係か電子ですが)・テオルボ・バロックギターと立派なバロックオケです!
飛び入りの竹内太郎さんの演奏でバロックギターの魅力を再発見したのはとても大きなオマケでした。

Norca SorcaのHPはこちら:http://www1.odn.ne.jp/~caf68960/NorcaSorca_TOP.html


一日おいてバロックチェロのレッスンに行ったら、師匠のご主人(ヴィオローネ)が
「今夜BCJでモツレク弾きま~す」
もちろん行きました。(12月9日 オペラシティ)



初めてBCJを生で聴きました。
第1回から定期会員の旧友たちと終演後に新宿で一杯やれたのは、これもオマケのひとときでした。



BCJの会場で配られたチラシの束にこんなのがあって行ってみました。
  (12月10日 第一生命ホール)



いや 良かった!
俊介くん29歳。2種類の楽器をごく自然に弾き分けてバッハを2曲。
伸びやかで明るい音楽。とかく古楽にありがちな能書きもなし。
そう言えば、シモーネ・ステッラのゲオルク・ベームのチェンバロ組曲を聴いたときも同じ印象を受けました。彼もイタリアの30歳前後だ。


古楽器だ・モダンだと肩肘張っている時代じゃあない、21世紀の「古楽」の姿が見えてきたようで嬉しい。そろそろ古楽と言う言葉も廃語にしたいものだ。くさかんむり付けると「苦楽」だしな。

帰りにチェロのメンテに行った工房で主が落ちを付けてくれました。。。「徘徊老人ですね」

  

Posted by tanuki at 08:27Comments(0)古楽