2017年01月25日
スピネット用のチューニング・キー
昨秋完成したスピネットを調律する時困ったことがあります。 最低音域AA~Cの調律ピンは蓋との間隔が狭くてチューニング・キーが入らない。しかたなく、調律時は蓋を後の壁に寄りかからせるなどして凌いできました。
短いチューニング・キーがあればと、ネットで探してもちょうど良いものは見あたらない。それなら作るしかないということで、平山照秋氏の本を参考にしながら、真鍮棒7mmと真鍮パイプ8mmを加工することにしました。
試行錯誤の始まり!
チューニングピンを銜える溝は巾3.5mmねらい。いざやってみたら、案ずるよりなんとやらで意外と簡単でした。
金鋸でスリットを2本入れて、中に残った薄片をもぎり取る。

あとは外筒をかぶせるだけ。

狭い場所での作業性を考えて、柄の取り付け箇所を芯からずらしてあります。目釘は1.8mm真鍮釘。

左側は初号機以来ずっと使っているVogel製で首下90mm。新作スペシャルは50mm。
好きな形にできるし大幅なコストダウンにもなるので、今後はこれで行こうかな?
楽器の製作をしばらく休むことにしたとは言え、こんどはこんな小物が気になり始めてキリのないことです。
短いチューニング・キーがあればと、ネットで探してもちょうど良いものは見あたらない。それなら作るしかないということで、平山照秋氏の本を参考にしながら、真鍮棒7mmと真鍮パイプ8mmを加工することにしました。
試行錯誤の始まり!
チューニングピンを銜える溝は巾3.5mmねらい。いざやってみたら、案ずるよりなんとやらで意外と簡単でした。
金鋸でスリットを2本入れて、中に残った薄片をもぎり取る。

あとは外筒をかぶせるだけ。

狭い場所での作業性を考えて、柄の取り付け箇所を芯からずらしてあります。目釘は1.8mm真鍮釘。

左側は初号機以来ずっと使っているVogel製で首下90mm。新作スペシャルは50mm。
好きな形にできるし大幅なコストダウンにもなるので、今後はこれで行こうかな?
楽器の製作をしばらく休むことにしたとは言え、こんどはこんな小物が気になり始めてキリのないことです。