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Posted by みやchan運営事務局 at

2016年11月22日

宮日新聞

宮崎県の地元紙 宮崎日日新聞 が取り上げて下さいました。


  (クリックで拡大します)



取材ではずいぶん錯綜した内容を喋ったような気がしますが、記者さんは上手くまとめるのもだと感心です。
  

2016年11月17日

ヴァージナル外板の補修

ヴァージナルが貸出先の事故で大きく破損しました。
背後に見える額縁が倒れて当たり、後側の外板がふたつに割れて脱落。小さな破片が一面に散乱しています。
2016年8月29日の出来事。

大がかりな修復工事は初めてで、「さて、どう進めるかなあ?」と手順を考えているうちに2ヶ月経ってしまいました。





まず下側の破断面を接着し、伸縮性のある ”Super tape" と平ゴムひもで固定。
普通のクランプが使えないので、方法を考えたり試行したりしている時間が長い。やり方を決めれば実作業はあっという間でした。




下側と上側の破断面は細長い破片が裂けて脱落していたので、大きい破片は小組み。




上側を継ぎました。





微少な破片は一つずつ戻すこともできず、V溝を掘って別の木片を埋めました。
左右の出来映えがずいぶん差がある・・・(涙)



修復が終わって調律したらやたらに音が狂う。
弦のヒッチピンループが弛んでずれてきているためだった。外板のキズをよく見ると、外板が折れて倒れ込んだ時にナットに当たり、弦が引っ張られてヒッチピン側が弛んだらしい。 (例:写真では左端の弦)



弦を10数本交換しました。
  

Posted by tanuki at 08:39Comments(0)ヴァージナルrepair

2016年11月04日

盛り上がりました DE MISSIONE MUSICORUM

DE MISSIONE MUSICORUM <伊東マンショの人生と音楽>  宮崎公演が終わりました。
16世紀末に、天正少年遣欧使節がポルトガル~スペイン~イタリアと旅した跡をたどってのコンサートでした。

坂本龍右とジョアン・ボロネート・サンスの歌と演奏は、躍動感に満ちた曲、郷愁を感じさせる曲、宗教曲から世俗曲まで幅広く採り上げ、進むにつれて約50人の聴衆はワクワクした熱気に包まれました。
ルネサンス期の音楽で、古楽に馴染みのない方まで巻き込む熱気あふれるコンサートは初めて体験しました。とても贅沢なコンサートだったと感じています。

二人の若々しい感性と技術は素晴らしい! 来場者の方々から 「来年も是非来て欲しい」 の声もいただき、主催者としては嬉しい限りです。
まだ、名古屋公演(11/5 5/R Hall&Galleryホール)、東京公演(11/9 旧古河庭園)があります。超おすすめです。

リハーサルにて: 坂本さんはヴィウエラ・ダ・マーノ、左手前は手押しふいごのポジティフ。
ふいご手の平山照秋さんはこの日に使ったイタリアンチェンバロ、とポジティフの製作者です。



リハーサル-2: イタリアンのチェンバロ。 メールロ(1533-1604)のトッカータは自由闊達な名演でした。



宮崎県知事ご夫妻にも来場いただきました。



2016年10月29日 サル・マンジャー(宮崎市船塚)にて
  

Posted by tanuki at 09:07Comments(0)古楽Harpsichord