2020年04月15日
イタリアン・チェンバロに着手
4月15日現在、宮崎県でも新コロナの感染が17人と増えてきました。今のところ感染経路はは分かっているということですが、感染しても症状が出ない人も多いとあっては隠れ感染が心配。しばらく逼塞していたほうが良さそう。
工房に籠れば一人作業なので時宜に叶うかなと、10年来あたためていたイタリアン・チェンバロに着手しました。完成できれば3年ぶり11台目となります。
先ずは立体的イメージを掴むために1/5の縮尺模型。

基にした図面は1960年代のもので、手元の資料やネット情報を調べていると設計変更したい箇所がいろいろ出てきます。
製図台がないので底板を先行して接いで代用。材料は2016年に仕入れたスプルース。

手元資料は主に2冊。

右のBeurmanさんの本には御自分のコレクションからイタリアンだけでも十数台の資料が入っています。技術的記述は少ないですが写真が多くて、特に楽器内部の写真はとても有難い。英語なのも有難い。
21世紀の演奏事情に合わせて設変作業中。

主な設変は:
1. 低音域のショート・オクターブ鍵盤を普通のクロマティック鍵盤に
2. 415/440Hz切替のために鍵盤移動を追加
3. 音の数が足りなくなるので低音側に3音増設
(音域は C - d’’’ に設定)
基本パラメータは決まった。次は細部構造の図面化です。
工房に籠れば一人作業なので時宜に叶うかなと、10年来あたためていたイタリアン・チェンバロに着手しました。完成できれば3年ぶり11台目となります。
先ずは立体的イメージを掴むために1/5の縮尺模型。
基にした図面は1960年代のもので、手元の資料やネット情報を調べていると設計変更したい箇所がいろいろ出てきます。
製図台がないので底板を先行して接いで代用。材料は2016年に仕入れたスプルース。
手元資料は主に2冊。
右のBeurmanさんの本には御自分のコレクションからイタリアンだけでも十数台の資料が入っています。技術的記述は少ないですが写真が多くて、特に楽器内部の写真はとても有難い。英語なのも有難い。
21世紀の演奏事情に合わせて設変作業中。
主な設変は:
1. 低音域のショート・オクターブ鍵盤を普通のクロマティック鍵盤に
2. 415/440Hz切替のために鍵盤移動を追加
3. 音の数が足りなくなるので低音側に3音増設
(音域は C - d’’’ に設定)
基本パラメータは決まった。次は細部構造の図面化です。