オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
QRコード
QRCODE
みやchan インフォ
みやchan ホームに戻る
みやchan facebookページみやchan twitter

2014年06月25日

’14モデル完成

2号チェンバロの外観作りが終わりました。
埋めたり、塗ったり、くっ付けたり、こすったり・・・女子もすなる化粧と同じような工程でした。

屋根の内側。
イタリア産大理石ボテチーノを真似た(つもりで)Faux Finish。





ケースの下には金箔を押して金筋を入れました。



音色、音量の最終調整をして今月中には一応完成です。


  

2014年06月21日

困ったな

チェンバロやヴァージナルの材料を扱っていた The Instrument workshop が閉店した。
創業者のルッツが亡くなったとのこと。
鍵盤に貼り付ける牛骨や黄楊など、ちょうどのサイズで使いやすかった。
メールやりとりを通じて、ちょっとボケたところがあるけど朴訥な印象の男だった。

代わりを探さなきゃぁ。。。合掌。。。




  

2014年06月13日

楽器になりました

今日はチェンバロ作りの師匠H氏が来訪。 
ヴォイシングの指導をいただいて一通り弾けるようになりました。

いつも弾き込みをお願いするYちゃんにバッハはじめ2時間くらいしっかり弾いてもらったら、楽器も喜んだように朗らかな響きでした。

錆太郎が楽器になりました。


  

2014年06月07日

ベルトサンダーを買っちゃった

シャープキー(いわゆる黒鍵)の材料はこの楽器では本紫檀を使います。
ところが鉋仕上げに掛かったら逆目がむしれてどうにもならない。改めて樹種事典を開いたら「木理が入り組んでいて加工の難しい材料だ」と・・・




こうなりゃ、清水の舞台から飛び降りる、ってやつですね。以前から気になっていたベルト・ドラムサンダーを導入!

高く付いたけれど。これは正解でした。
ドラムサンダーでキーの左右斜面を削っているところ。サンダーですから逆目は関係なし。




おまけに、ナチュラルキー(いわゆる白鍵)表面の牛骨貼りも共加工イッパツでOK!


加工工数が大幅に削減できました。

それにしても、鍵盤作りはやっかいです。
・・・でも大事に作りたいです。奏者と楽器のインターフェイスですもんね。


付記:
この機種は粉塵対策が実にいいかげんです。
今日はとりあえず粘着テープと紙でスキマを塞いで何とか使いましたが、一段落付いたら吸塵の改造をしなければ。

このサイトは実際的な知恵に満ちていて助かります。
   http://www10.ocn.ne.jp/~kouzou/page105.html
のほほんさん、ありがとうございます。





  

Posted by tanuki at 16:52Comments(0)道具Harpsichord making