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2016年05月29日

スピネットは 反転鍵盤で

初めて白鍵と黒鍵を反転色で作りました。
ヴァイオリン製作をやっている友人から黒檀の板、厚さ10mm、を貰ったのがきっかけです。





鍵盤に貼り付けるには、まず厚さ3mmに揃えて製材します。 ドラムサンダーという機械があれば簡単なのですが、福沢諭吉さん10人以上とおさらばしなけりゃなりません。

覚悟して手作業でやりました。
先ずキーに合わせて巾を切断後、バンドソーで厚さを5mmずつに二分割。
ブロックプレーンに合わせて治具を作り、鉋で厚さを揃えていきました。




・・・言うのは簡単なんですが、うんざりする作業でしたね。
更に白いシャープキーはチェリー材の上に牛骨を貼り付けてサンダーで整形、これも粉塵まみれ。ムク象牙は手に入りませんし。
結局、3週間かかってしましました。従来の黄楊鍵盤の5割増しの工事期間でした。


先週からはケースを組み立てています。鍵盤の収まる KEY WELL 周りの外板接着では、クランプを受ける平行面がないので一工夫要りました。





梅雨入りまでにサウンドボードまで行きたいが、このタイプの楽器はブリッジが厄介な形しているのでどうなることか?