2015年12月09日
百年の木材
ひと月ほど前、国富町森永のGさんから古い床材3枚を戴いた。
「ひい爺さんが建てた家の縁側だった 」
とのことなので明治中頃 120~130年前の木材だ。
鉋の掛かっている一枚、木目がカッコイイ。
樹種はハッキリしないが硬質の針葉樹。栂ではないかと推定。

どう使おうか? 大先輩の製作家に相談したり、しばらく眺め暮らしていた。
叩いてみると枯れた明るい響きがする。3号チェンバロの底板に使うことにした。
古いだけに虫食い穴・釘跡・死に節など多く、あちこちに埋め木も必要。

響板そっちのけで 木取り・製材・接ぎ・切断と一気呵成に仕上げました。

早速 Gさんに見せに行った。大変喜んで下さった。
「だから何でも捨てるものじゃあないんだよ。」
「ひい爺さんが建てた家の縁側だった 」
とのことなので明治中頃 120~130年前の木材だ。
鉋の掛かっている一枚、木目がカッコイイ。
樹種はハッキリしないが硬質の針葉樹。栂ではないかと推定。

どう使おうか? 大先輩の製作家に相談したり、しばらく眺め暮らしていた。
叩いてみると枯れた明るい響きがする。3号チェンバロの底板に使うことにした。
古いだけに虫食い穴・釘跡・死に節など多く、あちこちに埋め木も必要。

響板そっちのけで 木取り・製材・接ぎ・切断と一気呵成に仕上げました。

早速 Gさんに見せに行った。大変喜んで下さった。
「だから何でも捨てるものじゃあないんだよ。」
Posted by tanuki at 16:54│Comments(0)