2012年02月08日
サウンドボードの接ぎ・・原理原則は大切でした
サウンドボードの接ぎに着手しました。
木取りは昨年末に終わっていたのですが、25年もののドイツ松なので手を付ける勇気が出ず今日になりました。
接ぎ面をピッタリと直線に削るのにはヴァージナルでも結構大変でした。今度は接ぎが長い。最長で1500mmです。
これは基本通り忠実に行くしかあるまいと、集成材で1.8mの長尺摺り台を作りました。さらにこれまでは鉋がけ時に材を左手で押さえていたのをしっかりクランプすることに。
まず、鋸での切断面を荒鉋で直線を出し
接ぎ面を2枚重ねて仕上げ鉋で合わせたら・・・
なんと、 イッパツでOK !!!!!!!!!
長台鉋の出番がなかったあ

やはりそうだったか、 「下衆の知恵 後から出る」 ですな。
これまでは材を左手で押さえても僅かに動いていたんですね。接ぎ面のスキマは紙一枚と言われているので0.1mm以下。
ま、あたり前田のクラッカー(古いな・・)
もの作りはごまかしがきかない。
原理・原則に忠実にやることがいちばんの早道です。改めてね。
さあ、変形が来ないうちにニカワ付けしよう

Posted by tanuki at 15:20│Comments(0)
│チェンバロ