2013年08月24日
脚造りで猛暑を凌ぐ
今年の猛暑はハンパじゃないです。
工房内温度が32℃を越えると集中力がダウン。さらに湿度の追い討ちが掛かると木材もダウン。最高記録は35℃/91%でした。響板が波打っていました。
暑さひと段落までは、どのみち必要になる脚(スタンド)を作ることにしました。
その昔、ヴァージナルは豪華なアウターケースに収めるか卓上にヒョイと置くかして弾いていたようで、資料を調べても参考になるようなスタンド形状は見つかりません。
それで、運搬し易いように簡単に分解・組立できる板構造にしていました。

この脚は3年前に"Coke bottle"をイメージしてデザインしたのですが、むしろ信楽焼のタヌキと言ったほうが似合っているかも。
WEBで海外の製作者を検索すると足許スッキリの4本脚タイプが目に付きます。構造上分解はちょいと面倒になりますが、自宅に置いておく使い方ならこれも良いかと試作しました。
上に乗っているのは製作中のヴァージナルです・・・梅雨入り以来3ヶ月工事が止まっています。

同じ構造で挽き物の脚にすると、なにやら古楽器らしくなりそうです。
ちょうど挽き材が手に入ったので、こちらは昨日から工事中。製材と脚のほぞ穴加工まで完了。

この春完成したチェンバロ
は、安い材料で1日で作った間に合わせのスタンドに乗せてあります。
こちらはヴァージナルと違って伝統的に幾つかのタイプがありますので、一応フレミッシュ風のスタンドを
やっと作りました。

仮スタンドよりも重量があるので、実際にチェンバロを載せてみたら音が締まってきたような気がします。
暑さ寒さも彼岸まで、あと少しの我慢だ!
工房内温度が32℃を越えると集中力がダウン。さらに湿度の追い討ちが掛かると木材もダウン。最高記録は35℃/91%でした。響板が波打っていました。
暑さひと段落までは、どのみち必要になる脚(スタンド)を作ることにしました。
その昔、ヴァージナルは豪華なアウターケースに収めるか卓上にヒョイと置くかして弾いていたようで、資料を調べても参考になるようなスタンド形状は見つかりません。
それで、運搬し易いように簡単に分解・組立できる板構造にしていました。

この脚は3年前に"Coke bottle"をイメージしてデザインしたのですが、むしろ信楽焼のタヌキと言ったほうが似合っているかも。
WEBで海外の製作者を検索すると足許スッキリの4本脚タイプが目に付きます。構造上分解はちょいと面倒になりますが、自宅に置いておく使い方ならこれも良いかと試作しました。
上に乗っているのは製作中のヴァージナルです・・・梅雨入り以来3ヶ月工事が止まっています。

同じ構造で挽き物の脚にすると、なにやら古楽器らしくなりそうです。
ちょうど挽き材が手に入ったので、こちらは昨日から工事中。製材と脚のほぞ穴加工まで完了。

この春完成したチェンバロ

こちらはヴァージナルと違って伝統的に幾つかのタイプがありますので、一応フレミッシュ風のスタンドを
やっと作りました。

仮スタンドよりも重量があるので、実際にチェンバロを載せてみたら音が締まってきたような気がします。
暑さ寒さも彼岸まで、あと少しの我慢だ!
Posted by tanuki at 16:05│Comments(0)
│チェンバロ