2020年07月19日
鍵盤は手間がかかります
今年は長梅雨! 宮崎は晴れ間も続かず湿度は高止まりです。 大雨の被害を受けた方は大変な思いをされているわけで、この程度で愚痴っていてはバチが当たりますが・・・
この2週間ほどは鍵盤を先に作っています。
4月に接いであったキーパネルに罫書き → ガイド穴 → 切り離し

ここから、natural plate (白鍵)を貼り、sharp key(黒鍵)を加工して接着・・・・と厄介な工程です。
鍵盤は演奏フィーリングに直結する、いわば楽器と人とのインターフェイスなので指触り感など丹念に作りたいです。
ナチュラルキーの裏側を肉抜き。
前後のバランスを取るだけでなく、バランスピン周りの慣性モメントを下げでキータッチを軽くすることを狙っています。

ナチュラルキーに黄楊のカバープレートを接着。

シャープキーの入る溝を切り取る。

黒鍵との隙間が揃うように、それなりの精度が必要なんです。
指の触れる箇所はRを取って(丸めて)最後はサンドペーパーで仕上げています。

さて次は、シャープキー。

材料は本紫檀です。この木は硬いだけでなく木目が交錯していて鉋では逆目やめくれが防ぎきれません。
ベルトサンダーで仕上げるにも、塵埃対策をしっかりしないとこちらの喉をやられてしまう。
あとは明日考えよう!
この2週間ほどは鍵盤を先に作っています。
4月に接いであったキーパネルに罫書き → ガイド穴 → 切り離し


ここから、natural plate (白鍵)を貼り、sharp key(黒鍵)を加工して接着・・・・と厄介な工程です。
鍵盤は演奏フィーリングに直結する、いわば楽器と人とのインターフェイスなので指触り感など丹念に作りたいです。
ナチュラルキーの裏側を肉抜き。
前後のバランスを取るだけでなく、バランスピン周りの慣性モメントを下げでキータッチを軽くすることを狙っています。

ナチュラルキーに黄楊のカバープレートを接着。

シャープキーの入る溝を切り取る。

黒鍵との隙間が揃うように、それなりの精度が必要なんです。
指の触れる箇所はRを取って(丸めて)最後はサンドペーパーで仕上げています。

さて次は、シャープキー。

材料は本紫檀です。この木は硬いだけでなく木目が交錯していて鉋では逆目やめくれが防ぎきれません。
ベルトサンダーで仕上げるにも、塵埃対策をしっかりしないとこちらの喉をやられてしまう。
あとは明日考えよう!
ルネサンスギター (4) 裏板の接着
ルネサンスギター(2) 枠を組んだ
ルネサンスギターを造るのだ!
ヴァージナルのハチ公 晴天を待つ
ヴァージナルのハチ公 外箱ができた
ヴァージナルのハチ公 ~番外編~
ルネサンスギター(2) 枠を組んだ
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ヴァージナルのハチ公 晴天を待つ
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ヴァージナルのハチ公 ~番外編~