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2023年07月09日

公開レッスンです

 暑い夏の熱いコンサートに続いて豪華な公開レッスン企画です。





日時: 2023年8月6日(日)10:00~
    受講者には、受講者確定後に時間割をお知らせします。

会場: サル・マンジャー 宮崎県宮崎市船塚2-17

講師: 邊保 陽一  リコーダー
    トーマス・バエテ ヴィオラ・ダ・ガンバ,通奏低音
    加久間 朋子 チェンバロ,通奏低音

レッスン料: ソロ  ¥10,000
      アンサンブル(2人以上)¥15,000
      聴講のみ ¥3,000

(レッスン枠はそれぞれ準備などを含め1時間程度。受講者は他のレッスン聴講料、通訳料込。資料代は別途実費を頂きます。)

講師のプロフィルなどはこちらを参照。

リコーダーや旋律楽器、ガンバなどのレッスンは、バエテ氏と加久間女史の豪華な通奏低音付きです。
宮崎でこんな豪華なレッスンを受けられる貴重な機会です。受講枠には限りがありますので、お早めにご予約下さい。

お問い合わせ・ご予約:
  宮崎古楽の会(桑田)
  090-5489-9280   pavane@izm.bbiq.jp  

2023年02月11日

ヴァージナル: 部品を作る

ボチボチと小部品を作っています。

こちらはナチュラルキーのカバープレート、アーケード、鍵盤両脇のKNEEなど。





けっこうな作業量になるのは外箱の骨組み用の板材。その製材です。
RED CEDAR 厚さ20mmを12㎜まで削ります。
仕入れたのは2015年なのでもう落ち着いているでしょう。

Before : 製材前



表面はケバケバ・ガサガサでうっかり持つと細かいトゲが刺さる。こいつがチクチクと痛い!


After : 製材後



反りもなく良さそう。

  

Posted by tanuki at 19:12Comments(0)道具キーボード工房Harpsichord

2022年12月23日

チェンバロのメンテナンス動画

当工房で作ったチェンバロを弾いてくださっている方に向けて、爪の交換手順の動画をYouTubeに上げました。

弦をはじく爪は数年くらいの頻度で交換します。演奏者の方に作業方法を説明するのに取説とか口頭説明ではなかなか伝わりずらいです。実作業を見て頂いても手許が良く見えません。
動画にすれば少しは分かり易くなるでしょうか?

動画をつくるのは初めてです。ヴィデオと静止画をスマホで撮影し、エディターで編集するのは試行錯誤続きででウンザリしました。
音楽に限らず、最近はYouTubeから情報を得ることが増えています。ユーチューバーの皆さんも結構大変なんだなと実感しました。


https://youtu.be/zZyrr8Q_NcQ


撮影はおもに一番手前のヴァージナルを使いました。


  

2022年09月19日

湿度下がったので響板を組立て

9月中旬になって、やっと湿度が50%前後に落ち着いてきました。梅雨入りから3か月も待っていた響板の組立てに着手です。

左右のブリッジを付けて




裏側には補強のリブを付けて




ジャックスライド(ジャックガイド)を接着し




今日は、ジャックを通す穴を加工中です。



50ヶ所の下穴を削り広げていく手間仕事。 表面に見える場所でもあり慎重に・慎重に・・・
  

2022年03月16日

大盛り上がり!: 百花繚乱 コンサート

リコーダーアンサンブル百花繚乱の宮崎公演が終了。

当日は大勢の来場者がお見えになって、限定40席少々超えてしまいました。
県の蔓延防止は終了していたので、椅子の間隔を目一杯広げるなどいたしました。
初夏のような天気に、明るくパワー溢れる演奏で、会場からは「暑い!エアコンを!」とのご要望が出るくらいでした。

翌13日には辺保さん、鴨川さんによる公開レッスンも充実。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。



  

2022年02月01日

詳細を決定! 【公開レッスン】  リコーダー、チェンバロ、通奏低音

百花繚乱コンサート翌日の公開レッスンです。

講師はリコーダー 辺保陽一さん、チェンバロ 鴨川華子さん。

リコーダー独奏やアンサンブル、チェンバロ独奏、通奏低音のレッスン、また他の楽器のバロック音楽や呼吸法の指導も行います。
宮崎市で経験豊富なお二人のレッスンを受けられる貴重な機会です。




  日時: 3月13日(日) 
  時刻: 午前9:00~
  募集枠: 5枠 (要予約)
  会場: サル・マンジャー 宮崎市船塚2-17
  受講料: ソロ、アンサンブルともに 10,000円 (1時間)
  聴講料: 2,000円(終日)

レッスンではフレンチスタイルの二段鍵盤チェンバロを使います。

お問合せ・予約: 宮崎古楽の会 (桑田)
          090-5489-9280 pavane@izm.bbiq.jp 

辺保陽一さんのブログで詳細をご覧ください。

  

2021年12月27日

2022年 あらたしき年の古楽情報

宮崎の新年は南国には珍しい寒さになりそうですが、嬉しいことに古楽系のコンサートが毎月のように聴けそうです。


刻 –とき– の向こう側

まずは、ソプラノ、三人のリコーダー、チェンバロ/ハープ の五人組です。
パッヘルベルのカノンやヘンデルのオンブラ ・マイ フなど、耳に馴染みの名曲も交えた楽しそうなプログラム。

とき: 1月23日(日) 18:00 開演
ところ: サル・マンジャー
お代: ¥3,000
問合せ: tel: 03-3855-0534  mail: ty_eboneeds@yahoo.co.jp (エボニーズ・プロジェクト)

    


ひなたのバロック #2

2月は大塚直哉さんのチェンバロを囲んでのヘンデル特集。
朝のNHK-FMでお馴染みの名解説も楽しみです。
宮崎からは戸高美穂さんがフルート・トラヴェルソで参加されます。

とき: 2月23日(水・祝) 14:00 開演
ところ:県立芸術劇場 演劇ホール
お代: ¥3,000 
詳細は → こちら




リコーダーアンサンブル 百花繚乱 Vol.3 

3月は元気闊達なリコーダー軍団。主宰の辺保さんは日南市のお生まれです。
今年のツアーは宮崎から始まり、札幌、神奈川、東京と続きます。

とき: 3月12日(土) 15:00 開演
ところ: サル・マンジャー
お代: ¥3,000
お問合せ・予約: tel:090-5489-9280 mail: pavane@izm.bbiq.jp
           このブログのメッセージでもお受けします。

  <宮崎公演の翌日には、リコーダー、チェンバロ、通奏低音の公開レッスン会を企画中>

  



  

2021年07月06日

盛会: バロックの地産地消

宮崎産の楽器と奏者でのコンサート、盛り上って終わりました。
季節柄の雨を心配していたら朝から晴れて34℃の猛暑。それでも、ありがたいことに40席は埋まるご来場でした。


J.C. バッハ 2台のチェンバロのソナタ ト長調 でスタート。




ヘンデル フルートソナタ ヘ長調 はモダン楽器とヴァージナルで。



素敵な演奏でした。
「古楽器」やっていると手段が自己目的化することがあると自戒。



トリはハイドンのクラヴィーアトリオ ト長調 「ジプシー」



ハイドン氏のロンドン時代の曲になると、そろそろバロック弓は替えたほうが良いかな・・?





  

2021年05月25日

コンサート: バロックの地産地消

 これまでにTANUKI工房で作った楽器から3台が集合するコンサートです。

チェンバロによるソロ、デュエット、他楽器とのアンサンブルを演奏します。
演奏者も宮崎県人、 ただし、フルート、ヴァイオリン、チェロ 及び楽譜は県外あるいは海外の産です。





7月4日(日) 午後2時開演 会場はサル・マンジャー (宮崎市船塚2-17)。
料金無料、限定40席。事前予約制。
予約・お問い合わせは☎︎090-2586-1147(木村)まで。当ブログへのメッセージでもお受けします。


出場楽器 :
 錆太くん (フレミッシュ 2014年)



 伊太郎くん (イタリアン 2021年)



 五郎くん (ヴァージナル 2015年)


  

2021年05月09日

楽器博物館?

県北の某家へイタリアンくんを搬入しました。



奥は二段鍵盤のフレンチ、手前はイタリア式の五角形ヴァージナル。
左側の視野外にはグランドピアノと足踏みオルガンがあります。

まるで鍵盤楽器博物館のようなお宅です。

  

2021年03月28日

マリンちゃん 里帰り

フレミッシュ3号 通称”マリンちゃん”が里帰りです。




2016年3月に出荷した楽器でちょうど5年、状態はとても良い。丁寧に使って頂いたおかげ。




ジャックを全部外しました。来月の出番に向けて細かいバランスを再調整、最近わかってきた改善点を織り込みます。




イタリアンと2台になって工房の狭いこと!
  

2020年11月07日

ホームページ作りました

TANUKI工房の第一号ヴァージナルができて10年になりました。
それがきっかけで色々な方と繋がりができて使っていただけるようになり、これまでに10台が完成しました。
整理を兼ねてウェブサイト (ホームページ) を作ってみました。

チェンバロ製作・TANUKI工房  https://tanuki28.wixsite.com/largo



とりあえずこれまで作った楽器などを網羅してアップロードしています。
少しづつ内容を充実(?)させて参ります。
  

2020年06月10日

組立は梅雨の晴れ間まち

響板 soundboard の加工は4年ぶりとあって、鉋刃の研ぎなおし、鉋台修正から始めて都合一週間かかりました。



鉋では(私の腕では・・・)刃境の段差が0.02mmくらい(?)残ってしまうので、最後はスクレーパーで均し。
こいつを使うのも久しぶり、あんまり切れない・・・




ブリッジの裏側には ”リブ” を付けます。
厚さ3mmほどのペラペラな響板を補強するのが主目的なんですが、音響にも当然に影響する。
太さや配置には一般則はなく、古い楽器のデータを見ても様々。自分の好きなようにやるしかありません。




ケースの部品も揃ってきたので底板の上に並べてみた。




だいたい設計通りに収まった。
梅雨の晴れ間を待って組み立て作業にかかるぞ! 
  

2019年12月26日

ジャック周りの模型@チェンバロ

チェンバロの撥弦メカニズムの模型が完成。



フレミッシュの構造を踏まえてますが、内部を見やすいように小さくまとめるために寸法比は無視! ブリッジはイタリアン・ヴァージナルから流用。

プレクトルム(爪)の材質は注文主のご要望で、一般的なプラスティック(デルリン)と羽根を1本ずつ付けました。



白い左側がデルリン、右側の黒色はカラスの羽根です。
羽根は撥音時の歯切れが実に良い。小さな響板(もどき)なのに音色の違いが分かります。期待していなかったので驚きでした。


  

2019年12月14日

チェンバロ 発音の模型

高校の音楽の先生からチェンバロの発音機構の模型を注文いただきました。

「撥弦楽器の仕組みはやはり実際の仕組みを視覚的に見せてあげたいと思っていました ・・・ もしかしたら、未来の製作者が生まれるかもー )^o^( 」 
とのコメントを頂戴し、授業でも使われる予定。

分かりやすい模型にしようと、18世紀ころの歴史的構造をベースに作ることにしました。


鍵盤は以前に製作した中から、黄楊(ナチュラルキー)とローズウッド(シャープキー)のものを選択。




ジャックはシンプルな歴史的構造。



最近の楽器には、随所に調整ネジが付いているジャックが使われることが多いです。宮崎のように夏冬の湿度が80%超~20%にも変動する地域では便利な機能ですが、見て分かりやすいのはこちら。


先ずはジャックスライド周りに着手。
元々の楽器と違う構造になるので、どう造るか考えている時間の方が長い。





こちらは2010年頃、イタリアンヴァージナルの余った部品で組んだ模型です。



ジャックスライドがイタリア式のボックス・スライドなので、作るのは簡単でした。
いろいろな機会に展示すると、話のタネになります。

  

2019年11月22日

三和睦子チェンバロリサイタル ” 巨匠による アレンジ名曲集 ” 

三和 さんの宮崎招聘は昨年に続いて2回目。

今年はバッハやラモーなど、18世紀の大家たち自身がチェンバロに編曲した作品を取り上げます。
師走のひととき、80席の木造ホールという贅沢な空間で心にも暖かいご飯をどうぞ。

 と き: 12月7日(土)15:00開演
 ところ: サル・マンジャー <宮崎市船塚2-17>
 お 代: ¥3,000





  

2019年11月08日

”午後のバロック 2019”

午後のバロック ・ 宮崎古楽の会 秋の定例コンサート 終わりました。

秋晴れの下、60人を超すお客様がお出でくださいました。

「ホールの素敵な雰囲気の中、皆さんの音楽楽しむ気持ちがよく伝わり、リラックスして楽しむことができた❗️」
というご感想も。

親密な雰囲気のホールでリラックスして聴衆と演奏者が音楽を共にする、という楽しみ方が少しずつ広がっているように感じました。

来年もまだまだ続けますぞ~










11月2日(土)  宮崎市 サル・マンジャー にて





  

2019年05月18日

初仕事

  移転後の初仕事は1981年製フレミッシュ・タイプのチェンバロ修復です。



長いこと放置されていたことがあるということで、雨漏り痕が沢山あります。ジャックガイドは固着していて、Front, Back ともに押せども引けども動きません。


現在は使えるジャックを選んでFrontのみのシングル・レジスターでお使いでした。




引き取った日からしばらく乾燥注意報の出る気候が続いたので、これ幸いと様子見。
数日後にはしジャックガイドを何とかダマしながら引き抜くことができました。


ギャップ長を測ると、両側面に対して中音域では1mm狭くなっています。


もともとのクリアランス設定が1mmだったと推定し、ジャックガイドを巾方向で各0.5mmずつ削りました。
これで、滑らかに動くようになりました。



外してあったジャックにも浸水痕が残っています。

こちらは、そのまま使うしかありません・・・が、木部の割れ、タングのバネ折損などで6本は使用不能。


試奏してもらうと、音は良い響きしています。


とは言うものの、Backは6つの音が出ません。最高音域・最低音域に各3音ずつ割り振りましたけれど、弾きづらいですね。
いずれジャックを補充してヴォイシングからやり直し、修復を完成させたいものです。








  

2019年03月26日

時間割と曲目  辺保陽一 ・ 鴨川華子 古楽公開レッスン @宮崎市    

 辺保陽一 ・ 鴨川華子 古楽公開レッスン @宮崎市
   時間割と曲目が決まりました
 


日時: 3月31日 09:30~
会場: カフェダイニング グリーナ (宮崎市松山1丁目7−11)


 <予定時間>
9:30   リコーダー        J.B.ルイエ ソナタ イ短調(OP1/ 1)

10:30  チェンバロ(通奏低音) ヘンデル  リコーダーソナタ HWV369

11:30  リコーダー       F.バルサンティ ソナタ C-Dur

************ 休 憩 ************
13:00  リコーダー四重奏   ダウランド 今こそ別れ, スザート曲集から 1-2曲

14:00   バロックファゴット   ファッシュ ファゴットのためのソナタ C-Dur

15:00  リコーダーとバロックチェロ フィンガー トリオ・ソナタ ニ短調 Op.4-2

16:00  チェンバロ(通奏低音)  テレマン ソナタ へ長調
                            『忠実な音楽の師より』

 <聴講料> ¥2,000 終日出入り自由(要予約)

   

お問合わせ: 宮崎古楽の会(桑田)
         090-5489-9280  pavane@izm.bbiq.jp

  

2019年01月26日

お知らせ: 古楽公開レッスン@宮崎市

辺保陽一・鴨川華子 古楽公開レッスン@宮崎市 全7枠埋まりました!
なお、聴講は引き続き受付中です。 (2月17日 追記)


時間:2019年3月31日(日)9時半~17時

会場:カフェダイニング グリーナ 2階レンタルスペース
    宮崎県宮崎市松山1丁目7 松山1丁目7−11
    0985-48-7855
    JR宮崎駅より宮崎交通バスに乗り橘通1丁目下車、徒歩3分

講師:辺保陽一(リコーダー)、鴨川華子(チェンバロ)

受講料:一枠 10,000円(60分程度/受講枠には限りがございます。お早目のご予約をお勧め致します。)

聴講料:2,000円(要予約、一日の間出入り自由)

リコーダーやチェンバロの独奏から、様々な楽器による独奏やアンサンブル、通奏低音など古楽の幅広い分野での受講が可能です。
リコーダーやチェンバロに関する音楽的なこと、技術的なことはもちろん、通奏低音を勉強したいけど旋律楽器がいない、旋律楽器を含むバロックの器楽曲を勉強したいけど通奏低音がいないけど古楽のアプローチに触れてみたいなど状況に合わせて臨機応変に講師二人がレッスンを進めて参ります。

聴講は引き続き受け付けております。
奮ってご参加ください。

申し込み、お問合わせ: 宮崎古楽の会(桑田)
090-5489-9280
pavane@izm.bbiq.jp